夏に差し掛かるこの時期は落雷が多い時期でもあります。
外出時などに突然の落雷が発生した場合、私たちはどのような行動を取ったら良いのでしょうか。
つい最近でも奈良の学校グラウンドで落雷事故が発生
今年4月、奈良県の学校のグラウンドで運動中の生徒に落雷する事故が起きました。
生徒数人がけがをした事故で、改めて落雷の怖さを知らされる事案となりました。
落雷が発生したらどうしたらいいの?
まず前提として落雷は木や電柱などの高いものに落ちます。
もし辺りの天気が悪くなってきたら、鉄筋コンクリートの建物、乗用車や電車、バスなどの乗り物に避難してください。
木造の建物でも壁から一メートル離れるなどしていれば安全です。
雷は遠くで聞こえていても突然近場で落ちることがあります。
距離があるから安心などという事は無いので早めの避難をしましょう。
外出時、建物が近くにない場合にはどうしたらいいのか
また前述の落雷事故のように、落雷はグラウンドやゴルフ場など開けた場所や山の頂上など遮るものがない場所にいる人に落ちる可能性があります。
近くに避難する建物が無い場合には、高い電柱や木から4メートル以上離れた場所で姿勢を低くして待機しましょう。
座っていたり、地面に体をくっつけていると近くに落雷したときに感電する危険性がありますので、地面と接する面を少なくするとよりいいと言われています。
また傘などの突起物は落雷の原因になることがあるため、自身の頭より高いところに置かない様にしましょう。
自然現象とうまく付き合っていく
落雷は自然現象で現在科学では止めることができません。
自然は私たちが思っているよりも危険が潜んでいますが、きちんとした対処法を知っておくことで上手く付き合っていく事が出来ると思っています。
一人一人が自然現象を理解し対処法を熟知しておくことで万が一の時に自身の命を守ることができます。
こうした自然現象とうまく付き合っていく事も我々人間の役目なのだと感じます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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