大雨で道路が冠水!その時どのようにしたらいいの?

災害

近年、異常気象により猛威を奮う台風が日本を襲っています。

最近でも2019年の台風19号による大雨で多くの人がけがをしたり命を落とす人もでました。

その原因として道路の冠水したことで乗用車に取り残されることで避難できずに亡くなる事が起きました。

日頃雨が降り道路が冠水しているエリアを目にすることが増えましたが、乗用車に乗っているから安心かといえばそんな事はありません。

以下のサイトによると

自動車が冠水した道路を走行する場合、水深が車両の床面を超えると、エンジン、電気装置等に不具合が発生するおそれがあります。 また、水深がドアの高さの半分を超えると、ドアを内側からほぼ開けられなくなります。https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_003565.html#:~:text=%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E3%81%8C%E5%86%A0%E6%B0%B4%E3%81%97%E3%81%9F%E9%81%93%E8%B7%AF%E3%82%92%E8%B5%B0%E8%A1%8C%E3%81%99%E3%82%8B%E5%A0%B4%E5%90%88%E3%80%81%E6%B0%B4%E6%B7%B1,%E4%BA%8B%E6%95%85%E3%81%8C%E7%9B%B8%E6%AC%A1%E3%81%8E%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82

水が乗用車の車両部分を超えてくるとエンジン機器などに不具合が生じ進まなくなる危険性がでてきます。

またその際にドアを開けようとしても水圧によりドアが開かない状態になっており、車外に避難できずに水にのまれてしまう危険もあります。

冠水道路への対策は?

極力外出を控える

台風が接近している場合、外は大雨となっていて多くの道路が水浸しになっています。

そのため事前にネットやテレビで気象情報をきちんと確認し、可能であれば外出しないといった選択をとることも大切です。

特に運転が不慣れな初心者ドライバーの場合、大雨での視界不良や道路浸水により普段よりも運転が大変になります。

無理な運転は交通事故に繋がる危険性もあります。

特段の理由がない場合は家で過ごすようにしましょう。

冠水エリアを避ける

極論ですが冠水エリアを避けてしまえば冠水による乗用車の制御不能や損傷、事故を減らすことができます。

冠水エリアを避けるためにはどこが水浸しになっているかを事前に把握しておくことが必要になります。

そうした時に役に立つのが気象庁が提供している「浸水キキクル」です。

浸水キキクルでは大雨情報をもとに浸水災害の危険度分布を5段階に分けて公表しています。

これによって浸水が発生しているとみられるエリアを目視で確認することができます。

また一時間先までの予測も公開されているので自身が住んでいるエリアに浸水の可能性があるエリアがあるかどうかを知る事ができます。

これらと後述する地域SNS情報で実際に冠水しているエリアを把握し避ける事が可能になります。

SNSで実際に冠水しているエリアを知る

XなどのSNSを活用して実際に冠水している現地の情報を得ることもできます。

こちらは実際に現地情報を付近の人達が投稿したものになるのでより参考になる情報と言えます。

現地情報を検索する方法は「知りたい地名 冠水OR浸水OR水浸しOR通行止め」といったワードを入れて検索すると良いでしょう。

また投稿時間にも注視しましょう。

その投稿が最新のものであればいいのですが一時間以上前ですと現地の様子が変わっている場合があります。

SNSはデマや関係のない投稿が散見されます。

すべての情報を信じるのではなく自身でみた情報を大切にし参考程度に活用するといいでしょう。

地元の方の情報や公式の気象情報を活用して安全な対応を取るようにしましょう。

冠水しやすいエリアを知っておく

地元自治体が提供しているハザードマップをみて冠水が想定されるエリアを確認しておくことも有効です。

河川敷、高架下、地下駐車場や、傾斜に面しているなど平地よりも低い位置にあるエリアは特に冠水しやすいです。

そういったエリアを事前に避けることで冠水に巻き込まれるリスクを減らすことができます。

冠水道路どのように対策したらいいのか

対策としてはまず冠水した道路は水の深さが分からないので、できる限り避ける事。

また万が一冠水した道はまってしまい乗用車が動けなくなった場合、焦らずに消防への通報、乗用車の中に避難経路を確保するための脱出用ハンマーを用意しておくなどの対策が考えられます。

台風が迫っている時には極力外出しないことが前提となりますが、仕事や用事でやむを得ず外出しなければならないときの対処法として覚えておきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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