全国的に確認されるようになってきた降雪
日本は四季がはっきりしていて春夏秋冬を楽しむ事が出来る唯一の国ですが、それゆえに気候による変化に対応していかなければいけません。
近年豪雪地帯以外でも降るようになってきた雪ですが、その降雪における対策を理解しておかないと思わぬ事故につながります。
そこで今回は雪が降ったときにおける対策を状況や場面に分けて考えていきたいと思います。
降雪によるできる対策7選
降雪情報などの気象情報を確認する
事前に降雪情報を得ることも事故による被害を抑えていくためには必要です。
天気予報のアプリやテレビニュースなど降雪情報を得られる媒体は多くありますが、気象庁が発表している今後の降雪予測も役に立ちます。
数時間後の降雪予測や現在の降雪量が発表されているのでこまめに確認すると良いでしょう。
普段雪が降らない地域の方もレジャーや仕事で降雪地帯に行くこともあるかと思います。
その際にも向かう地域の降雪情報をきちんと確認しておくことが大切です。
雪道を歩く際には足元に注意する
雪が降り積もった道路は滑りやすくなっており普段の感覚であるくと転倒の危険性があります。
歩く際には歩幅を小さくし足裏を地面につけるようにしてすり足で歩くことを意識しましょう。
また雪道専用のブーツなどもあるため不安がある方はそういったアイテムを使用すると安心です。
特に坂道や段差はバランスを崩しやすく転倒しやすいためより一層の注意を払って歩く必要があります。
急いでいると早足になり不注意になりがちなので外出する際は余裕をもって出るようにしましょう。
車を運転する際には慎重に
降雪地帯を車で運転する場合、スリップや視界不良といった危険が潜んでいます。
不要不急の外出は避けるべきですが、やむを得ず運転しなければいけない時にはスタッドレスタイヤに切り替えるなどの対策は必須です。
また路面は滑りやすくなってたり不安定になっているため運転の際には周りに注意してスピードを落として走行すると良いでしょう。
前方との車間距離を十分に保ち時間に余裕をもって運転するようにしてください。
不要不急の外出を控える
上記で外出時の対応策を取り上げましたが、仕事や特別な用事がないのであれば極力不要不急の外出は控えた方が良いでしょう。
外は視界が悪くなっていたり路上凍結による転倒リスクなど危険が多いためです。
特に普段雪が降らない地域で降雪があった場合、雪に慣れていない人が多いため転倒や事故が増えます。
ちょっとした降雪であっても路面は滑りやすくなっているので注意しましょう。
雪下ろしや除雪作業の際は複数人で
毎年大雪が降る地域では屋根に積もった雪下ろしや路面の除雪作業をおこなう必要が出てきます。
雪下ろしの場合、不安定な屋根で作業をしないといけないため転倒や転落の危険性が高まります。
雪下ろしは一人では行わず必ず複数人で行うことを徹底しましょう。
そうすることで万が一トラブルがあったときにも助けが呼びやすくなったり、雪下ろし効率が上がり負担も少なくすることができます。
また大雪の翌日の晴れ間に作業しようとすると雪解けにより滑りやすくなっているため注意が必要です。
高齢者の方は無理に作業しようとせずに近隣の方に声をかけたり、ボランティアや行政による支援を借りるようにしましょう。
食料備蓄や防災グッズを確認する
大雪は災害として考えられ、交通機関がマヒしたりすることにより適切な商品がお店に並ばないことも可能性としてあります。
そのため大雪が予想される前に食料品や日用品を揃えて置くことが大切です。
この際には買いだめはせずに必要な分を確保することで一人一人に商品が行き渡ります。
また防災グッズの確認を行うことも重要です。
例えば非常食品、除雪器具や電気を使用しない暖房、電池やライト、防寒用の毛布や服などです。
いざという時のための備えをしておけば、大雪に限らず地震や台風時の対策としても役に立ちます。
安全確認のため連絡手段を家族と事前に話し合っておく
大雪に見舞われた際、学校や仕事などで家族が離れていることもあると思います。
そうした帰宅が困難になった場合に家族間での連絡手段を再確認しておく必要があります。
日頃から家族での話し合いを設ける機会にもなりますし、安全を確認するために必要不可欠と言えるでしょう。
雪とうまく付き合っていく
雪は四季がはっきりしてしている日本における避けられない気候の一つです。
降雪時の対策を知っておくことで適切に対応することができるようになります。
時に災害をもたらす雪ですが、景色に馴染むことで綺麗と感じたり我々日本人の感性の中に残る素晴らしいものでもあります。
こうしたメリットとデメリットが存在する雪とうまく付き合っていく事で様々な恩恵をもたらせてくれるのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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